Jamiroquai「Canned Heat」|一本の曲が映画のダンスを生む
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一本の曲が映画のダンスを生む
「Canned Heat」は1999年のアルバム『Synkronized』に収録された曲。元気な歌声と、弾むリズムが大きな特徴です。のちに映画『ナポレオン・ダイナマイト』のダンス場面でも使われ、曲を知らなかった人にも届くきっかけになりました。映画で音楽が使われると、同じ曲でも別の思い出が生まれます。
聴いてみると、こんな発見
ここでは楽器が一つずつ目立つというより、みんなで同じ波を作る感じを味わいたいところ。ベースを追いかけると、歌を聴いている時とは違う楽しさがあります。歌の強い部分でドラムがどう変わるかも比べてみてください。
映画の踊りを思い浮かべて聴くのもいいし、自分だけの振り付けを考えるのも楽しい曲です。
踊らずにいられないリズムの仕掛け
「Canned Heat」は、歌の勢いと楽器の軽さが一緒になって進む曲です。リズムに合わせて肩を動かしたくなるのは、ドラムの拍がわかりやすいからだけではありません。ベースや鍵盤がその拍の少し前後を彩り、音楽が跳ねているように感じられるからです。まずは足だけで拍を取り、そのあと手拍子を重ねてみてください。
同じメロディーが戻ってくると、聴いている人は安心して次の展開を待てます。でも、まったく同じままではありません。歌の声色や周りの楽器が変化することで、曲は前へ進んでいきます。ダンスの曲を聴くときは、「何が増えた?」「何が消えた?」と探すと、作り手が盛り上がりをどう作っているか見えてきます。
この原稿は編集初稿です。曲固有の主張は公開前に追加資料との照合が必要です。
前へ前へと進むダンス曲
この曲を聴くと、次の小節を待つ前に体が動き出すような感覚があります。軽くはねるベース、短い鍵盤の音、まっすぐなドラム。それぞれは細かい動きでも、同じ方向へ進むと大きな勢いになります。歌詞の内容がわからなくても、曲の勢いを感じられることがダンス音楽の強みです。
サビが近づいたとき、どの音が増えているのか確かめてみましょう。音量が大きいだけでなく、音の数と重なり方が少しずつ変わることで盛り上がりを作っています。
