Eve「廻廻奇譚」|『呪術廻戦』に寄り添うために考えた音
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アニメの始まりを知らせる一曲
「廻廻奇譚」は、テレビアニメ『呪術廻戦』のオープニングテーマ。Eveの公式サイトでは2020年8月に起用が発表されました。アニメを観ている人には、物語の世界に一気に入る合図として耳に残っているかもしれません。
作る人も作品のファンだった
Eveは公式発表のコメントで、もともと原作が好きで読んでいたと明かしています。主人公・虎杖悠仁の生き方や葛藤を受け止め、音楽をどう寄り添わせるか考えて制作したという趣旨の言葉も残しています。物語をよく知る人が音を作ったところが興味深いですね。
息つく間のない言葉と展開
この曲は言葉が次々と現れ、音の場面もめまぐるしく変化していきます。初めて聴いたときは追いかけるだけで精いっぱいかもしれません。二度目はドラムや低音を、三度目は歌の言葉を追ってみると、一曲の中にいろいろな入口があることに気づきます。
主題歌は物語への入口
アニメの主題歌は、ただ人気の歌を流せばいいわけではありません。映像が始まる前から視聴者の気持ちを作品に向ける役目があります。「廻廻奇譚」を聴いたあとでアニメの冒頭を見ると、曲と絵がどのように助け合っているかを感じられるでしょう。
まずは気になる楽器を一つ選んで聴いてみよう。次は曲全体を聴くと、最初と違う発見があるかもしれません。
アニメの場面と音楽の速さ
アニメ『呪術廻戦』でこの曲を知った人は、映像を思い浮かべながら聴くことも多いでしょう。音だけで聴くと、言葉の詰まり方やリズムの細かな切り替わりがよくわかります。一度目は映像の場面を思い出し、二度目はドラムと歌の関係だけを聴くと、同じ曲でも違う表情が見えてきます。
歌が速い曲は、ただ早口で言葉を並べればいいわけではありません。どの言葉を強く出すか、どこに短い休みを入れるかで、聞こえ方が変わります。歌ってみたい人は一度に全部覚えず、気に入った一行だけをゆっくり練習すると楽しみやすいでしょう。
