X JAPAN「紅」|静けさから一気に走り出す「紅」

名曲のひみつ / jpop-rock

X JAPAN「紅」|静けさから一気に走り出す「紅」

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あの始まり方が忘れられない

X JAPANの「紅」は、ゆっくりした導入から激しい演奏へと進む大きな展開が印象的な曲です。最初と最後で同じ曲とは思えないほど空気が変わる。その変化が、聴く人の気持ちを強く揺さぶります。

1989年の『BLUE BLOOD』

1989年4月21日発売のアルバム『BLUE BLOOD』には、「紅」と「ENDLESS RAIN」の両方が収録されています。当時のバンド名は「X」。激しい曲も美しいバラードも、同じバンドの作品として並んでいたのです。

曲にはいろいろな姿がある

「紅」には時期によって異なる録音や構成があり、ファンはその違いも楽しんできました。最初に耳に入る音が違うだけでも、曲を受け取る気持ちは変わります。録音版を比べると「同じ曲でも一つの形ではない」ということが見えてきます。

バンド演奏の迫力

速いドラムだけでなく、その上でギターがどう重なり、歌がどう前へ出てくるかに注目してみましょう。全部を一度に聴くのが難しかったら、まずドラムだけ追ってみる。そのあとギターを追うと、迫力の作り方がわかりやすくなります。

もう一度聴くときのヒント

まずは気になる楽器を一つ選んで聴いてみよう。次は曲全体を聴くと、最初と違う発見があるかもしれません。

静かな始まりから激しい演奏へ

最初の印象と、その後の印象が大きく変わる曲です。静かに始まる場面を聴いたあとで、バンドが一斉に走り出すところを比べてみてください。ただ速いだけではなく、音の厚みや緊張感が変わることで大きなドラマが生まれます。映画の場面転換のように音楽の景色が切り替わるところが、この曲の大きな魅力です。

ギターを弾く人には、速い部分をすぐに真似するより、短いフレーズをゆっくり確認する方法がおすすめです。音数が多くても、一つ一つのタイミングがそろうと、印象は引き締まります。技術的な難しさだけでなく、バンド全体で音楽を運ぶ力も聴いてみましょう。