Lesson 15|ギターメンテのススメ|元三木楽器スタッフが伝えたい「ギターを長持ちさせるコツ」

Lesson 15|ギターメンテのススメ|元三木楽器スタッフが伝えたい「ギターを長持ちさせるコツ」

ギターは正しく扱えば、10年、20年、さらにその先まで使い続けることができる楽器です。

実際にヴィンテージギターと呼ばれる何十年も前のギターが、今でも多くの人に愛されています。

長持ちさせるために特別なことは必要ありません。

日頃のちょっとした心掛けが、大切なギターを守ってくれます。

今回は、ギターを長く良い状態で使うためのポイントをご紹介します。


演奏後のギターには、

  • 皮脂
  • ホコリ

が付着しています。

そのままにしておくと、

  • 弦がサビる
  • フレットがくすむ
  • ボディの汚れが落ちにくくなる

原因になります。

演奏後は、乾いたクロスで軽く拭くだけでも十分です。

毎日の積み重ねがギターを長持ちさせます。


ギターは木でできています。

そのため、

  • 乾燥
  • 湿気

どちらにも注意が必要です。

理想の湿度は40〜60%程度です。

季節によって湿度が大きく変わるため、湿度計や湿度調整剤を活用すると安心です。


古い弦を張り続けると、

  • チューニングが不安定になる
  • サビが出る
  • 演奏しにくくなる

だけでなく、フレットへの負担も大きくなります。

演奏頻度にもよりますが、1〜2か月を目安に交換すると快適に演奏できます。


毎日弾く場合はスタンドでも問題ありません。

長期間弾かない場合はケースへ入れて保管することをおすすめします。

また、

  • 倒れやすい場所
  • 直射日光が当たる場所
  • エアコンの風が直接当たる場所

には置かないようにしましょう。


普段からギターを見ていると、

  • ネックの反り
  • ジャックの緩み
  • ビビリ
  • ノイズ

など、小さな変化にも気付きやすくなります。

違和感があれば、そのまま使い続けず原因を確認する習慣を付けましょう。


自分でできるお手入れだけでなく、数年に一度は楽器店やリペアマンで点検してもらうこともおすすめです。

定期点検によって、

  • ネック調整
  • オクターブ調整
  • フレットの状態
  • ジャックや配線

などを確認してもらえます。

大きな故障を防ぐことにもつながります。


私は子どもの頃、野球をしていました。

監督や父から何度も言われたのが、

「道具を大切にしなさい。」

という言葉です。

その頃は意味が分かりませんでしたが、音楽を仕事にするようになって、その大切さを実感しました。

ギターを丁寧に扱う人は、練習も丁寧です。

練習を丁寧に積み重ねる人は、少しずつ確実に上達していきます。

だから私は、演奏だけでなく、楽器を大切にすることもレッスンの中でお伝えしています。


ムジカスケッチでは、演奏技術だけでなく、ギターを長く楽しむためのメンテナンスや保管方法についてもレッスンしています。

「自分のギターを自分で大切にできる。」

そんな力も、一緒に身に付けていきましょう。


Q. 毎日メンテナンスをしないといけませんか?

毎日時間をかける必要はありません。

演奏後にクロスで軽く拭くだけでも十分です。


Q. ギターはケースとスタンド、どちらがいいですか?

毎日弾くならスタンドでも問題ありません。

長期間保管する場合はケースがおすすめです。


Q. ギターは何年くらい使えますか?

正しくメンテナンスを続ければ、10年、20年、それ以上使い続けることもできます。


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「ギターメンテのススメ」は、元三木楽器スタッフとしての経験をもとに、初心者の方でも実践できるギターのメンテナンス方法をまとめたシリーズです。

弦交換や掃除、保管方法、ネックやフレットのお手入れ、リペアの目安などを順番に学べる内容になっています。

日頃のお手入れを続けることで、大切なギターは何年、何十年とあなたの音楽を支えてくれます。

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