George Benson「Breezin’」|ギターが風のように歌い出す
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ジャズなのに、歌うようなギター
ジョージ・ベンソンの「Breezin’」を聴くと、ギターの音が軽やかに進んでいきます。速さや難しさを見せつけるのではなく、気持ちよく歌うような演奏。曲名は、風が気持ちよく吹くような雰囲気を思わせます。まずは、その自然な流れに耳を傾けてみてください。
実は別のギタリストの曲だった
この曲の作曲者はボビー・ウーマック。ベンソン自身が最初に作った曲というわけではありません。同じ曲でも、誰が弾くかによって景色が変わります。原曲を探して聴き比べると、演奏家が曲に与える個性を感じられるはずです。
1976年のアルバムが転機に
1976年のアルバム『Breezin’』は、ベンソンをジャズ好き以外にも広く知られる存在にしました。発売元のワーナーによれば、アルバムはポップ、R&B、ジャズの各チャートで1位を記録。難しそうだと思われがちなジャズの楽器演奏が、多くの人の日常にも届いたことが面白いところです。
同じアルバムには歌もある
『Breezin’』には「This Masquerade」も収録されています。こちらでは、ベンソンの歌声も重要な役割を果たします。ギタリストが歌うと、楽器のフレーズも歌のように聴こえるのでしょうか。二曲を続けて聴くと、そんな発見がありそうです。
まずは気になる楽器を一つ選んで聴いてみよう。次は曲全体を聴くと、最初と違う発見があるかもしれません。
ギターで歌うようにメロディーを伝える
ジョージ・ベンソンの「Breezin’」を聴くと、ギターが歌声のように気持ちよくメロディーを運ぶことに気づきます。エレキギターというと激しいロックを思い浮かべる人も多いけれど、やわらかく話しかけるような音も出せます。最初はメロディーだけを鼻歌で追ってみてください。次に、ドラムとベースが大きく目立たず支えているところに注目。主役をきれいに聴かせるために、周りの楽器がどんな仕事をしているかが見えてきます。
