Lesson 15|休符にもリズムがある。

Lesson 15|休符にもリズムがある。

休符は、「何もない時間」ではありません。

音が鳴っていないからといって、音楽が止まるわけでもありません。

音楽は、休符の間も流れ続けています。

だから私は、休符にもリズムがあると考えています。


演奏を始めたばかりの頃は、どうしても音を出すことばかりに意識が向きます。

でも、本当に大切なのは、音が鳴っていない時間も感じることです。

音を出していない間も、リズムは身体の中で流れ続けています。

その流れがあるからこそ、次の音が自然に生まれます。


これまでのレッスンで、

音楽は止まらないこと。

リズムは点ではなく線であること。

そして、その線が円になっていくことをお話ししてきました。

休符も、その円の一部です。

音がなくても、円は止まりません。

ずっと回り続けています。


8分裏クリック、3連符の3つ目、16分音符の4つ目。

これらの練習を続ける理由は、難しいことができるようになるためではありません。

音が鳴っていない時間も、自分の中でリズムを感じられるようになるためです。

だから私は、メトロノームはテンポを合わせる道具ではなく、リズムを育てる道具だと考えています。


最初は休符が長く感じたり、不安になったりするかもしれません。

でも大丈夫です。

少しずつ身体の中にリズムが育ってくると、休符も自然に感じられるようになります。

音がない時間も音楽だと思えるようになったとき、演奏は大きく変わります。


音楽は、音だけでできているわけではありません。

音が鳴っている時間も、鳴っていない時間も、すべてがつながって一つの音楽になります。

休符にもリズムがある。

この感覚は、ギターでも、ボーカルでも、ドラムでも、どんな楽器にも共通する大切な土台です。

ぜひ、音のない時間にも耳を傾けてみてください。


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