
Lesson 9|表拍と裏拍を感じよう。
Lesson 8では、「拍(はく)」についてお話ししました。
拍は、音楽が前へ進むための歩幅のようなものです。
今回は、その拍をもう少し深く見ていきます。
音楽には「表拍」と「裏拍」があります。
この二つを感じられるようになると、リズムはぐっと自然になっていきます。
表拍は身体で感じるリズム
歩いているところを想像してみてください。
右、左、右、左。
歩くたびに自然と身体が動きます。
この安定した感覚が、表拍です。
難しく考えなくても、身体は自然と表拍を感じています。
だから私は、まず表拍を身体で感じることを大切にしています。
裏拍は流れを作るリズム
では、表拍と表拍の間はどうでしょうか。
実は、その間にもリズムは流れています。
これが裏拍です。
裏拍を感じられるようになると、音楽は点ではなく線になり始めます。
私は、この裏拍が音楽に流れを生み出していると考えています。
表と裏は、ひとつの流れ
表拍と裏拍は別々のものではありません。
二つが交互につながることで、一つの流れになります。
私は、この流れがやがて「円」のようにつながっていくと考えています。
だから、表だけでも、裏だけでもありません。
どちらも感じることで、自然なグルーヴが生まれていきます。
この感覚は、すべての楽器に共通します
ギターでも。
ボーカルでも。
ドラムでも。
楽器が違っても、大切な土台は同じです。
表拍と裏拍を感じられるようになると、演奏だけではなく、音楽の聴こえ方も少しずつ変わってきます。
焦らず、一歩ずつ育てていきましょう。
おわりに
表拍は、身体で感じるリズム。
裏拍は、その流れを支えてくれるリズム。
この二つが自然につながることで、音楽はもっと気持ちよく流れ始めます。
これから学ぶ音符やメトロノームも、この土台があることで、より深く理解できるようになります。
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