
Lesson 10|ギターメンテのススメ|元三木楽器スタッフが伝えたい「指板のお手入れ方法」
ギターの指板は、毎日指で触れる部分です。
演奏を続けていると、汗や皮脂、ホコリが少しずつ蓄積し、見た目だけでなく演奏性にも影響することがあります。
しかし、お手入れの方法を間違えると、かえって指板を傷めてしまうこともあります。
今回は、初心者の方にも分かりやすく、指板のお手入れ方法をご紹介します。
指板は意外と汚れている
毎日弾いていると気付きにくいですが、指板には、
- 汗
- 皮脂
- ホコリ
- 手垢
などが少しずつ付着しています。
汚れをそのままにすると、弦の寿命が短くなったり、指板が乾燥しやすくなったりする原因になります。
まずは乾いたクロスで拭こう
普段のお手入れは、乾いたマイクロファイバークロスで十分です。
演奏後に軽く拭くだけでも、汚れの蓄積を防ぐことができます。
毎日の習慣にすることが、一番のメンテナンスです。
(ここにPochipp「マイクロファイバークロス」を掲載)
オレンジオイルを使うタイミング
弦交換で弦を外したタイミングは、指板のお手入れに最適です。
ローズウッドやエボニー指板は、乾燥が気になるときにオレンジオイルを少量使うことで、
- 汚れを落とす
- 指板の乾燥を防ぐ
- 美しい状態を保つ
ことができます。
オレンジオイルは毎回使用する必要はありません。
年に数回程度のお手入れで十分です。
メープル指板は注意
塗装されているメープル指板には、基本的にオレンジオイルは使用しません。
乾いたクロスで優しく拭くだけで十分です。
無理にオイルを使うと、塗装を傷める原因になることがあります。
お使いのギターの指板材が分からない場合は、購入した楽器店へ相談すると安心です。
ゴシゴシ擦らないことが大切
汚れが気になるからといって、強く擦る必要はありません。
柔らかいクロスで優しく拭くだけでも十分きれいになります。
無理な力を加えると、指板やフレットを傷つけてしまうことがあります。
指板のお手入れは弦交換と一緒がおすすめ
毎回お手入れをする必要はありませんが、
弦交換のタイミングで、
- 指板を掃除する
- フレットを確認する
- ネックの状態を見る
という習慣を付けると、ギターの変化にも気付きやすくなります。
ムジカスケッチではメンテナンスもレッスンしています
ムジカスケッチでは、演奏だけでなく、指板のお手入れや弦交換など、自宅でできるメンテナンス方法もレッスンしています。
「自分のギターを自分で大切にできる。」
そんな力も、少しずつ身に付けていきましょう。
よくある質問
Q. オレンジオイルは毎回使った方がいいですか?
いいえ。
毎回使う必要はありません。年に数回、乾燥が気になるときに使用する程度で十分です。
Q. メープル指板にも使えますか?
基本的にはおすすめしません。
塗装されているメープル指板は、乾いたクロスでのお手入れが基本です。
Q. 指板が白っぽくなっています。
乾燥している可能性があります。
ローズウッドやエボニー指板であれば、オレンジオイルで保湿すると改善することがあります。
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「ギターメンテのススメ」は、ギターを長く楽しむためのメンテナンス知識をまとめたシリーズです。
元三木楽器スタッフとしての経験をもとに、初心者の方にも分かりやすく、日頃のお手入れから弦交換、電池交換、保管方法、ネックの確認、トラブル対処法まで順番に解説しています。