011 正解より、納得を大切にする。|『不確かなことより、確かなことを。』

不確かなことより、確かなことを。

011 正解より、納得を大切にする。|『不確かなことより、確かなことを。』

正解より、納得を大切にする。

「正解はどれですか?」

レッスンをしていると、そんな質問をいただくことがあります。

もちろん、音楽にも基本はあります。

リズム。

コード。

フォーム。

演奏方法。

覚えた方がいいことはたくさんあります。

でも、それだけでは音楽は完成しません。

私はいつも、生徒さんに伝えていることがあります。

「正解より、納得を大切にしましょう。」


例えばギターのフォームもそうです。

本には「こう持ちましょう」と書かれています。

もちろん、その形には理由があります。

でも、人それぞれ手の大きさも違います。

指の長さも違います。

体格も違います。

だから全員がまったく同じ形になる必要はありません。


私はレッスンで、

「その弾き方で楽に弾けていますか?」

と聞くことがあります。

無理をして正解を追いかけるより、自分が納得して演奏できることの方が大切だと思うからです。


人生も同じではないでしょうか。

「こうするのが普通。」

「これが正しい。」

そんな言葉を耳にすることがあります。

でも、本当にそうでしょうか。

仕事も。

子育ても。

趣味も。

人それぞれ環境が違います。

だから答えも一つではありません。


私は教室を運営していても、

「これが正解だ。」

と思ったことはほとんどありません。

その時々で考えます。

試します。

失敗します。

また改善します。

その繰り返しです。

だから、「納得しながら進むこと」の方が大切だと思っています。


音楽も、人の真似だけでは続きません。

自分が楽しいと思えること。

気持ちよく弾けること。

好きだと思えること。

その気持ちがあるから、自然と続けられます。


もちろん、基本を学ぶことは大切です。

でも基本は、「自分らしく演奏するため」の土台です。

正解に縛られるためのものではありません。


私はレッスンでも、

「なぜそう思いましたか?」

という質問をよくします。

答えが合っているかではなく、その人がどう考えたのかを知りたいからです。

自分で考えた答えは、忘れにくいものです。


人は納得すると行動できます。

誰かに言われたからではなく、

自分で理解したから続けられる。

だから私は、「教える」よりも「一緒に考える」ことを大切にしています。


未来には、決まった正解はありません。

だからこそ、自分で考え、自分で納得しながら進んでいくことが大切です。

その積み重ねが、自分だけの答えになっていきます。

私はこれからも、「正解」ではなく、「納得」を大切にしながら音楽と向き合っていきたいと思います。


ムジカスケッチで大切にしていること

ムジカスケッチでは、「正しい演奏」だけを目指すのではなく、「納得できる演奏」を大切にしています。

一人ひとり体も違えば、感じ方も違います。

だから、一人ひとりに合った方法を一緒に探していきます。

音楽は、自分らしく楽しむものです。

そのために必要なのは、正解を探すことよりも、自分で納得できることだと考えています。

不確かなことより、確かなことを。

今日、自分で納得できた一歩が、未来の自信につながっていきます。



小学5年生〜中学3年生の方は、