026 「できない」は、まだ途中。|『不確かなことより、確かなことを。』

不確かなことより、確かなことを。

026 「できない」は、まだ途中。|『不確かなことより、確かなことを。』

「できない」は、まだ途中。

「できません。」

レッスンで、よく耳にする言葉です。

コードが押さえられない。

リズムが合わない。

指が思うように動かない。

新しいことに挑戦するとき、「できない」は誰にでも訪れます。

でも私は、その言葉を聞くたびに思います。

「できない」のではなく、「まだできる途中」。

そう考えるだけで、景色は大きく変わります。


赤ちゃんは、最初から歩けません。

何度も転びます。

立ち上がっては転び、また立ち上がります。

でも、「自分には歩く才能がない」とは思いません。

歩けるようになるまで続けるから、歩けるようになるのです。

音楽も同じです。


ギターを始めたばかりの頃は、Fコードでつまずく人がたくさんいます。

「自分には無理です。」

そう言う方もいます。

でも、不思議なことに、数か月後には普通に押さえていることがあります。

最初は「できない」と思っていたことが、「当たり前」になっているのです。


私はレッスンで、「まだ」という言葉を大切にしています。

「まだ押さえられない。」

「まだ速く弾けない。」

「まだ自信がない。」

この「まだ」があるだけで、未来への可能性が残ります。


人生でも同じではないでしょうか。

仕事がうまくいかない。

人前で話すのが苦手。

新しいことに挑戦するのが怖い。

そんなこともあります。

でも、それは今の話です。

一年後も同じとは限りません。


私はこれまで、たくさんの「できなかった」を見てきました。

そして、その多くが「できる」に変わる瞬間も見てきました。

だから、人の可能性を簡単には決めつけたくありません。


「できない。」

そう思ったら、一度だけ言葉を変えてみてください。

「まだできない。」

その一文字が入るだけで、気持ちは少し前向きになります。

未来が閉じるのではなく、未来が続いている言葉になるからです。


音楽は、できることを増やしていく楽しさがあります。

昨日できなかったことが、今日できるようになる。

その積み重ねが、自信になります。

そして、自信は次の挑戦を後押ししてくれます。


私はこれからも、「まだ」という言葉を大切にしていきたいと思っています。

できないことを悲観するのではなく、成長の途中だと考える。

その積み重ねが、人を大きく成長させてくれると信じています。


ムジカスケッチで大切にしていること

ムジカスケッチでは、「できないこと」を責めることはありません。

一人ひとり違うペースで成長していくことを大切にしています。

昨日より少し前へ。

一つできることが増えるたびに、自信も育っていきます。

音楽は、完成を目指すものではなく、成長を楽しむものです。

だから焦らなくて大丈夫です。

不確かなことより、確かなことを。

今日の「まだ」は、未来の「できた!」につながっています。



小学5年生〜中学3年生の方は、