Lesson 6|ギターメンテのススメ|元三木楽器スタッフが伝えたい「ネックの反りをチェックする方法」

Lesson 6|ギターメンテのススメ|元三木楽器スタッフが伝えたい「ネックの反りをチェックする方法」

ギターが弾きにくくなったり、ビビリが出たり、弦高が急に変わったりしたとき、原因の一つとして考えられるのがネックの反りです。

ネックは木材でできているため、湿度や気温の変化によって少しずつ動きます。

今回は、初心者の方でもできるネックの確認方法をご紹介します。


ネックは木材なので、季節や湿度によって少しずつ状態が変わります。

例えば、

  • 冬の乾燥
  • 梅雨の湿気
  • 長期間放置
  • 弦のテンション

などが原因で反ることがあります。

多少の変化は自然なことなので、過度に心配する必要はありません。


ネックが反ると、

  • 弦高が高くなる
  • ビビリが出る
  • コードが押さえにくくなる
  • ハイポジションが弾きづらくなる

といった症状が現れることがあります。

「最近弾きにくい」と感じたら、一度確認してみましょう。


最も簡単なのは、ネックをヘッド側から覗き込む方法です。

ギターを構えず、ヘッド側からネックに沿って真っすぐ見てみましょう。

  • 大きく前へ反っていないか
  • 後ろへ反っていないか
  • 左右にねじれていないか

を確認します。

最初は分かりにくいかもしれませんが、何本か見比べると違いが分かるようになります。


「定規を当てれば分かる」と思われがちですが、それだけでは正確には判断できません。

ギターには適度な順反りが必要です。

真っすぐだから良いというわけではなく、ほんの少し順反りしている状態が理想とされています。


ネックの反りは、トラスロッドで調整できます。

しかし、初心者の方が無理に調整すると、

  • ネックを傷める
  • 調整不能になる
  • かえって弾きにくくなる

こともあります。

まずは状態を確認し、本当に調整が必要なのか判断することが大切です。


ネックは、季節によって少し動くことがあります。

少しの変化であれば異常ではありません。

ただし、

  • 弦高が急に高くなった
  • 強いビビリが出る
  • ネックの反りが目で見ても分かる

という場合は、無理に自分で調整せず、楽器店やリペアマンへ相談することをおすすめします。

私も三木楽器勤務時代には、自己流でトラスロッドを回し過ぎてしまったギターを何本も見てきました。

慣れないうちは、「触らない勇気」も大切なメンテナンスです。


ムジカスケッチでは、演奏だけでなく、ギターの状態を確認する方法や、日頃のメンテナンスについてもレッスンの中でお伝えしています。

「今の状態は正常なのか。」

それを自分で判断できるようになるだけでも、大切なギターを長く楽しめるようになります。


Q. ネックは真っすぐが一番良いですか?

いいえ。ギターはほんの少し順反りしている状態が理想です。


Q. 季節によって反ることはありますか?

あります。

湿度や気温の変化によって、少しずつ動くのは自然なことです。


Q. 自分でトラスロッドを回しても大丈夫ですか?

初心者の方にはあまりおすすめしません。

状態が分からないまま調整すると、逆に悪化することがあります。


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Lesson 5|ギターメンテのススメ|元三木楽器スタッフが伝えたい「ジャックや配線トラブルの対処方法」

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「ギターメンテのススメ」は、ギターを長く楽しむためのメンテナンス知識をまとめたシリーズです。

元三木楽器スタッフとしての経験をもとに、初心者の方にも分かりやすく、日頃のお手入れから弦交換、電池交換、保管方法、ネック調整、トラブル対処法まで順番に解説しています。

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