021 続ける人は、特別な人ではない。|『不確かなことより、確かなことを。』

不確かなことより、確かなことを。

021 続ける人は、特別な人ではない。|『不確かなことより、確かなことを。』

続ける人は、特別な人ではない。

「あの人はすごいですね。」

長く続けている人を見ると、そんな言葉を耳にします。

何年も楽器を続けている人。

毎日練習している人。

仕事をコツコツ積み重ねている人。

確かに尊敬します。

でも私は、そういう人たちを見ていて思うことがあります。

続けている人は、特別な人ではありません。


最初から強い意志を持っていたわけではありません。

毎日やる気に満ちていたわけでもありません。

気分が乗らない日もあります。

疲れている日もあります。

何もしたくない日もあります。

それは誰でも同じです。


違いがあるとすれば、

「やめなかった。」

それだけなのかもしれません。

一日休んでも、また戻る。

一週間空いても、また始める。

その繰り返しが、何年という時間になっていきます。


音楽も同じです。

毎日何時間も練習する人ばかりではありません。

五分だけ弾く日もあります。

好きな曲を聴くだけの日もあります。

でも、音楽とのつながりを切らない人は、少しずつ前へ進んでいきます。


私はレッスンでも、

「続けることが一番難しいですよ。」

とよくお話しします。

新しいことを始めるのは勢いでできます。

でも、一年続ける。

五年続ける。

十年続ける。

これは簡単なことではありません。

だからこそ価値があります。


途中で止まってしまうこともあります。

忙しくなることもあります。

生活が変わることもあります。

そんなときは無理をしなくても大丈夫です。

大切なのは、

「また戻ってくること。」

音楽は逃げません。

楽器も逃げません。

いつでも、また始められます。


私はこれまで、多くの生徒さんを見送ってきました。

そして、何年かして戻ってきてくださる方もたくさんいます。

「あの時やめたけど、また始めたくなりました。」

その言葉を聞くたびに、とても嬉しくなります。

続けるとは、毎日欠かさずやることではありません。

人生の中で、何度でも戻ってこられること。

それも立派な「続ける」だと思っています。


人生は長い道のりです。

急ぐ必要はありません。

止まることがあっても構いません。

遠回りしても構いません。

また歩き始めればいい。

その積み重ねが、気付けば自分だけの道になっています。


ムジカスケッチで大切にしていること

ムジカスケッチでは、「長く音楽を楽しめること」を何より大切にしています。

毎日完璧に練習することよりも、音楽を好きでい続けること。

無理なく、自分のペースで続けること。

その積み重ねが、一番大きな成長につながると考えています。

もし途中で休むことがあっても大丈夫です。

また音楽を楽しみたいと思ったときに、いつでも戻ってこられる場所でありたいと思っています。

不確かなことより、確かなことを。

続けることは、特別な才能ではありません。

今日もう一度始める、その小さな一歩が未来をつくっていきます。



小学5年生〜中学3年生の方は、