
Lesson 12|ギターメンテのススメ|元三木楽器スタッフが伝えたい「ギターの保管方法と湿度管理」
ギターは演奏する時間だけでなく、保管している時間もとても大切です。
実は、ネックの反りや割れ、弦高の変化など、多くのトラブルは保管環境が原因で起こることがあります。
特に日本は四季があり、湿度の変化も大きいため、少し気を付けるだけでギターを良い状態に保つことができます。
今回は、初心者の方にも分かりやすく保管方法と湿度管理についてご紹介します。
ギターは湿度の影響を受けやすい
ギターの多くは木材で作られています。
木は生きている素材なので、
- 湿気が多いと膨らむ
- 乾燥すると縮む
という性質があります。
その結果、
- ネックが反る
- 弦高が変わる
- フレットが飛び出す
- ボディが割れる
などの症状が起こることがあります。
理想の湿度は40〜60%
ギターに適している湿度は、40〜60%程度と言われています。
湿度が低すぎても、高すぎてもギターには良くありません。
自宅に湿度計を一つ置いておくだけでも、大きなトラブルを防ぐことができます。
ケースに入れて保管するのがおすすめ
長時間弾かない場合は、スタンドよりもギターケースで保管することをおすすめします。
ケースに入れることで、
- 急激な湿度変化
- ホコリ
- 衝撃
からギターを守ることができます。
特にアコースティックギターはケース保管がおすすめです。
直射日光やエアコンの風は避けよう
窓際やエアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。
急激な温度変化や乾燥は、
- ネックの反り
- ボディの割れ
- 塗装へのダメージ
につながることがあります。
保管場所は、できるだけ室温が安定した場所が理想です。
冬は乾燥、梅雨は湿気に注意
冬場は暖房による乾燥、
梅雨は湿気による膨張が起こりやすくなります。
季節によって保管方法を少し意識するだけでも、ギターへの負担を大きく減らすことができます。
湿度調整剤を活用しよう
アコースティックギターには、湿度調整剤を使用するのもおすすめです。
ケースの中へ入れておくだけで、湿度変化を緩やかにしてくれます。
特に高価なギターや長く使いたいギターには効果的です。
長期間弾かない場合は?
何か月も弾かない場合でも、完全に放置するのはおすすめできません。
月に一度程度はケースから出して、
- 状態を確認する
- 軽くチューニングする
- 汚れを拭く
だけでも良い状態を維持しやすくなります。
ムジカスケッチではメンテナンスもレッスンしています
ムジカスケッチでは、演奏方法だけでなく、ギターを長く楽しむための保管方法やメンテナンスについてもレッスンの中でお伝えしています。
良い状態のギターは弾きやすく、練習も楽しくなります。
毎日の少しの心掛けが、大切なギターを長持ちさせることにつながります。
よくある質問
Q. ギタースタンドに置きっぱなしでも大丈夫ですか?
短時間であれば問題ありませんが、長期間保管する場合はケースに入れることをおすすめします。
Q. 湿度計は必要ですか?
はい。部屋の湿度を把握できるだけでも、トラブルを未然に防ぎやすくなります。
Q. 冬にネックが反ることはありますか?
あります。乾燥によってネックや指板が収縮し、弦高が変わることがあります。
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「ギターメンテのススメ」は、ギターを長く楽しむためのメンテナンス知識をまとめたシリーズです。
元三木楽器スタッフとしての経験をもとに、初心者の方にも分かりやすく、日頃のお手入れから弦交換、電池交換、保管方法、トラブル対処法まで順番に解説しています。
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