Radiohead「Creep」|きれいな音を破る突然のギター
この曲の入り口
「Creep」を聴いて、まず印象に残るのは何でしょう。最初の音? 歌声? それとも途中でがらりと変わる雰囲気? この曲には、タイトルだけではわからない物語があります。
きれいな音を破る突然のギター
レディオヘッドの初期を代表する曲。静かな歌の間に、ジョニー・グリーンウッドの鋭いギター音が入るのが大きな特徴です。
聴いてみたいポイント
歌の弱々しさと、突然飛び込む大きな音。正反対のものが一緒にあるから、気持ちが伝わることもあります。サビの直前に何が起こるか注目してみましょう。
なぜ今も聴きたくなる?
この曲を紹介するときに大切なのは、すごい人たちが作ったからすごい、と終わらせないこと。どこから始まり、どんな工夫が聞こえるのか。自分の耳で確かめると、音楽の楽しみが少し増えます。
もう一度聴くなら
一度目は歌やメロディーを、二度目は低い音やドラムを追いかけてみましょう。聴く場所を変えるだけで、同じ曲から違う発見が生まれます。
静けさがあるから爆発する
静かなギターと、少し自信がなさそうにも聞こえる歌。ところが突然、強烈なギターの音が飛び込んできます。びっくりするほど大きく感じるのは、それまで曲が静かだったからです。学校の発表会でも、全員が最初から大きな声を出していたら、最後の盛り上がりは作りにくいですよね。この曲は、静けさが大きな音の味方になることを教えてくれます。歌詞が描く気持ちを、自分のことのように感じる人もいるでしょう。苦しい気持ちを音にすることも、音楽の大切な役割の一つです。
第11版:もう一度聴いて発見すること
小さな歌が突然大きくなる
最初は静かなギターと歌で進みますが、途中に鋭いギターの音が入り、空気が一瞬で変わります。ここでは音の大きさの差が、曲の気持ちを伝える大事な役割を持っています。
同じメロディーを小さく歌う場合と、大きな音の中で歌う場合を想像してみてください。音程が同じでも、怒りや寂しさのような気持ちがまったく違って届くことがあります。
